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AIマクニカ、市民開発で業務自動化を推進 年間3500時間の効率化達成 日本

マクニカ(神奈川県横浜市)は、自社のハイパーオートメーションを推進し、2023年12月にRPAソフトウェア「UiPath Platform」を全社導入しました。これにより、保守契約管理システムのテスト自動化に成功し、年間160時間の業務効率化を実現。今後は市民開発を活用し、全社で年間3500時間の業務効率化を目指しています。さらに、非構造化データのドキュメント自動化クラウドERPとの連携を図り、より高度な業務プロセス自動化を進める予定です。UiPathの導入後、従業員56人が研修を受け、市民開発の推進が全社的に広がっています。

事業キーワード
AI, DX, IT, 効率化, 自動化

このニュースからのヒント

キーワード1:市民開発による業務効率化の可能性
市民開発を活用することで、専門部門に依存せずに広範な業務の自動化が進み、組織全体の効率化が期待できる。
キーワード2:RPA導入によるテスト工程の品質向上
RPAを用いたテストプロセスの自動化により、精度の高い検証が迅速に行われ、システムの品質向上に寄与する。
キーワード3:クラウドERPとの連携による業務最適化
クラウドERPとの連携により、異なるシステム間のデータ統合が進み、業務プロセス全体の最適化が実現可能となる。

考えられる事業ネタ

アイデア1:自動化プロセス支援サービス
企業向けにRPA導入サポートや市民開発研修を提供し、業務の自動化と効率化を促進するサービス。初期段階ではコンサルティングを通じてニーズ調査を行い、適切なRPAツールの選定と導入支援を実施します。その後、定期的なメンテナンスや追加サポートを提供することで収益化を図り、顧客の業務効率向上に貢献します。
アイデア2:AIドキュメント自動化プラットフォーム
AIを活用したドキュメント自動化ツールを開発・提供し、企業の紙ベース業務をデジタル化します。AIによるデータ読み取りとRPA処理で、納品書や注文書の自動処理を実現。初期ステップとして基本機能の開発とパイロットプロジェクトを実施し、ユーザーからのフィードバックを基に機能拡張を図ります。サブスクリプションモデルでの収益化が可能です。
アイデア3:クラウドERP統合コンサルティング
クラウドERP導入支援サービスを提供し、企業の業務プロセスをクラウドベースに移行します。初期ステップでは現行システムの分析と適切なクラウドERPの選定を行い、移行計画を策定。導入後はシステム統合と最適化をサポートし、継続的なアップデートとサポートを提供することで収益化を図ります。これにより、企業のDX推進を支援します。

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